The Paris of Toulouse-Lautrec: Prints and Posters
MOMA;July 26, 2014–March 22, 2015 ( from Atarara New York art journal )
ロートレック:Henri de Toulouse-Lautrec (French, 1864–1901)のポスターとプリント(主にリトグラフ)展覧会を見てきました。MOMAの収蔵品からの展示です。(写真撮影はOKでした。)
Belle ÉpoqueといえばLautrec と思い浮かんできますが、彼は36歳で亡くなる短い生涯の間に700点のpaintingと368点のprintsとposterを残しているそうです。Montmartre地区でcabaret や café-concertが華やかに賑わい、そこに集まってくるパフォーマー、興行主、アーティスト、文化人、ボヘミアン、観光客、犯罪人など様々な人たちによって繰り広げられるシーンはLautrec のポスターや雑誌などのイラストレーションを通して一般にも知られるようになっていったそうです。
華やかで混沌とした時代には当然暗い影の部分もあり、若い女の子がスターになろうと街にでてきて娼婦に転落しくというのは珍しくなく、カンカンダンサーが下着をつけているかどうか警官がパトロールするようなこともあったそうです。それと1890年代のフランスはアルコールの消費がものすごく多くMontmartre地区もアルコールが浴びせられた状態だったようです。Lautrec の命を縮めた一つの原因もアルコール依存症だったそうです。
ところで先日パーティーをした時に友人がこんなワイン屋さんのペーパーバッグでワインを持って来てくれました。オリジナルのリトグラフより黒が強調されている。